嫌な夢を見た、いや、何度もみたことのある夢だ。海辺にある古い木造家屋で私はいつも裏側の勝手口から出入りするように命じられている。勝手口の脇に井戸がありポンプで水を汲むのが嫁？であるワタシの一日の始まりだ。二部屋続きの一間に姑らしき女が折り畳み式ナイフをいつもちらつかせ「逆らうとコレがあるよ」と凄むがナイフを開くところを一度も見た事が無いと急に気付く。女の足下に私が荷造りした旅行カバンがある。魚を捌いた後の生臭い臭いが立ち込める和室の一部屋。微かに漏れる外の気配。曇りの海辺が一気に晴れた瞬間、ここから逃げない自分は共依存だ！今すぐ逃げなきゃ！と女を付き倒し頭を踏みつけて外へ出る・・・。目覚めて直ぐ、今まで躊躇い縁を切れなかった迷惑な同級生の連絡先を消した。ＮＨＫBS1,幕下相撲の放送時間に間に合った。
