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日々のコト

指定難病・もやもや病・ミトコンドリア病・闘病記録と日々のコト

事態は深刻だった

今朝、教授検診。聴診器で心臓の音を聴かれる等、今までに無い検査をされた。

教授と医師、学生等が「ミトコンドリア云々」と話し合っている。

気になって「何の話ですか?」と尋ねると「君の血糖値が下がらない原因を推測しているんだ」と説明された。

午後に主治医から

「mさんの血糖値が下がらないのはミトコンドリアが不足しているからかもしれない。」と言われた。

m:え?ミトコンドリアを増やす治療は無いのですか?

主治医:残念ながら今のところありません。

コエンザイムが利くと言われていますが医学的な根拠はありません。

m:コエンザイムなら以前サプリメントを飲んでいました。そういえばその頃は糖尿病じゃなかったなぁ・。試してみましょうか?

 

主治医:データが出来て退院してからにして下さい。明日から自分でインスリンを打つ練習をしましょう。

え?ソレって治療の方針が間違っていません?病気の原因を断つのが本来の形でしょう?

主治医:ミトコンドリアを増やす薬が無い以上は他に方法はありません。

納得いかないので夜勤の交代に来た看護士さんに事の次第を言ったら

「よく言ってくれた」と同意された。

m:日本の医学会ておかしいよね、病院と医師と薬を開発する人が利益ばかり追っている。そのくらい今の一般人は感じているよ。

ところで夕食前にインスリンを射たなければいけない。

m:「明日からインスリン注射の練習をしろ、って言われた。明日の朝も担当?」

看護士:「いいえ。何なら今やってみます?」

という成り行きで私が射つコトに。注射器をセット、

お腹を出して、消毒して、軽くつまんで 針が出ていない注射器を突き立てる。

看護士:え、あっさりやるんですね、皆さん結構びびりますよ?

m:だって針、出て無いじゃん。

看護士:突き立ててからトップ(ボタン)を押して10秒数えます。・・9、10。

針を抜いてからトップ(ボタン)を離します。針が引っ込んだのを確認して。

尖った先の部品は空のペットボトル等に入れて貯めておいて。外来の日に持って来て下さい。臆する事無くスムーズに終了。明日、練習しなくていいね、と頷く。初体験は楽しかった。恐がらないので看護士さんもどんどんやらせる。採血も自分でやってみた。

明日も自分で射つのかなぁ。